2日目の学会では、洋書(GR、LR)を販売している各出版社さんが図書展示もしていました。われらがコスモピアも、展示&販売ブースを立ち上げました。今回の展示販売のメインは、9月よりコスモピアで販売開始予定のGraded Readers、Happy Readersのサンプルだったと思います。多読学会のメンバーのみなさん、やはり新しいリーダーには興味津々のようでした。そのほか、コスモピアで扱っているCD付き英語絵本なども予想よりたくさんの方にお買い上げいただきました。
発表で印象的だったのは、順天堂大学の「多読する脳−MRIを用いた多読時の脳賦活部位の同定」。多読をしている最中、脳ではどのような動きをしているかを計測した研究発表でした。脳の断面図を使ってわかりやすく解説していただいたのですが、多読初心者(英語に慣れていない人)の場合、やはり脳の色々な部分が活動しています。例えば、運動に関わる前頭葉も活発に動いています。一方、多読に慣れてくると、脳の決まった部分、左の側頭葉(間違っていたらごめんなさい)しか動かさなくなってきます。
英文を読んでいると頭が熱くなって疲れてくるという体験をしたことはないでしょうか? それは、和訳をした上で理解しているからなのでしょうが、その際に脳の色々な部分が使われているから脳が疲れるのです。よく言われていることではありますが、こうして脳の断面図を見ながら説明を聞くと、とても腑に落ちました。
発表の最後では、金子敦子先生が座長をつとめる『「学習者向けガイド」についてのワークショップ』が行われました。選ばれた多読用図書に、二言、三言紹介文をつける参加型アクティビティ(実際の活動はもっと複雑)です。ゲーム的要素がありとても楽しかったです。
毎回、学会に参加すると改めて多読がんばろうと思うのですが、今回もやる気にしてもらいました。特にYL1.2程度の簡単なGRにトライして、多読ライフを充実させようと思います。